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参拝・境内の御案内

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檀信徒の皆様へ

本堂参拝時間:10時~16時

(本堂内での参拝・位牌堂の参拝は随時受け付けておりますが,

お参りや行事等で不在の場合がありますので事前にお電話で在寺をご確認ください。)

墓地参拝時間:24時間

永代供養墓参拝時間:24時間

​一般参拝・観光の皆様へ

 願王寺は念仏道場であり,祖先の菩提を弔う為の寺院です。境内は清浄な場所です。境内及び本堂に入るときは心静かに威儀を正してお参りをお願い申し上げます。

​ 来寺の目的の1つに観光があっても結構ですが、願王寺はお念仏を申す場所でありますので、やはり入山の主たる目的は参拝である必要があります。境内に入られた際は外からでも御本尊様に手を合わせ「南無阿弥陀仏」と申しましょう。

​※境内には撮影禁止の場所もございます。写真を撮影される際は一声おかけ下さい。

※境内に入る方は山門前に掲示してある「境内に入る方へ」をご一読し「遵守事項」をお守りください。

​所在地

 

所在地:〒750-0313 山口県下関市菊川町大字田部1120

電話:083-287-0301  /  FAX:083-287-0428

​メール: k.nishimura134★outlook.com

​      (★を@に変えて下さい)

駐車場 乗用車100台・大型バス5台

アクセス

車:中国自動車道小月ICより5分

バス:サンデン交通田部高校前停留所より徒歩3分

    サンデン交通田部停留所より徒歩6分

電車:JR小月駅より車で7分・バス15分

新幹線:JR新下関駅より車で25分

空港:山口宇部空港より車で40分

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本堂

 現在の願王寺本堂は鉄筋コンクリート造の現代建築で冷暖房完備しております。堂内は全席椅子で,お年寄りやお身体の不自由な方にも安心してお参り頂けます。

​ 本堂内では本尊阿弥陀如来と脇侍の観音菩薩・勢至菩薩を拝する事が出来ます。また、萬照庵の本尊なみだ如来を拝する事も出来ます。

観光バス・法話

 

 願王寺で旅行会社と提携しバスツアーを受け入れています。住職による「嗚呼、レイテ空中法要」と題した法話を本堂にて行っております。この法話は幸福説法としてテレビ・新聞等で紹介されました。

 また、研究者である副住職による資料館の解説も聞く事が出来ます。​仏教の教えと歴史に触れる貴重な体験が出来ます。

山門・鐘楼・金剛力士像

 

願王寺山門は毛利公より頂戴し萩より移築されたと伝えられています。西圓寺山門と同様に二階建金襴不使用の堅実な造りです。戦中、願王寺は全財産を軍に供出しました。その際、釣鐘を失いましたが、米村イ子氏の寄進により現在の釣鐘が設置されました。今日も平和を願う鐘の音色が菊川の山々に響きます。

【近日公開 金剛力士像 2022年完成予定】

現在、西村家長老で仏師の西村勢至朗が京都にて作製中です。

東大寺南大門の運慶快慶作金剛力士像を手本にしています。

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​願王寺資料館・成正館

拝観時間:10時~16時 (拝観の際は事前にご連絡下さい)

拝観料:無料

注意:館内は撮影・録音・録画・飲食禁止です。

 願王寺資料館は令和2年に開館いたしました。主に檀信徒及び研究者向けの施設ですが,一般の方も見学して頂けます。​図書館情報学・文化財学の研究者(筑波大学)である副住職が長年にわたり取り組んでいる願王寺・西圓寺・尼庵の調査研究により収集・整理された資料を収蔵しています。館内には西圓寺壇越西村家より寄進により建立された西圓寺天龍学校旧内佛をはじめ,大日比流尼庵の本尊など長い歴史の中で信仰を集めてきた貴重な仏様を参拝することができます。収蔵されている古典籍は国内屈指の蔵書量を誇ります。詳しくはこちら。

青蓮 しょうれん/せいれん

 青蓮は山口県指定天然記念物です。7月下旬~8月初旬が見頃。

 アオバスと読むのは誤りで、正しくはしょうれん(せいれん)と読みます。アオガエルと同様に「青」とは青色ではなく緑色の事を指し、薄緑色の花を咲かせます。浄土三部経の阿弥陀経に説かれる極楽浄土に咲く4色の蓮(青色青光・黄色黄光・赤色赤光・白色白光)の内の1つです。

 青蓮は大日比三師法洲上人が厳島光明寺の学信より受け継いだ中国伝来の貴重な種を頂戴したことにより、西圓寺にて大切に育てられて来ました。願王寺の青蓮は元西圓寺住職で願王寺開山の杜多圓暢上人によりもたらされ、以来、歴代住職により守られてきました。青蓮の種は門外不出とされ、願王寺、西圓寺の他、大日比流の法積寺(奈古)などで見ることができます。

※開花時期は年によって異なります。

​※門外不出の天然記念物の種子である為、青蓮の種をお譲りする事は出来ません。

​※学術書等での表記は西圓寺青蓮(サイエンジショウレン)です。

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​水月庵庭園

拝観時間:10時~16時 (拝観の際は事前にご連絡下さい)

※檀信徒及び本堂参拝者のみ見学頂けます。

日本のお寺の庭100選に紹介された水月庵庭園は願王寺檀信徒会館より臨むことが出来ます。

​三尊仏石を中心に浄土を観想するための庭園です。観想とは極楽浄土を心の中で念じ、想い浮かべる修行です。水月庵庭園では水想観・日想観・宝樹観を連想させる様式がとられています。

身代わり地蔵尊

 

宗祖法然上人750年大遠忌の際、萩市梅蔵院より願王寺に遷座した地蔵菩薩石像です。明治維新の最中,刀で切りつけられ,肩に刀傷を受けたお地蔵様です。​我々に代って傷を受けて下さる「身代わり地蔵尊」として信仰を集め,参拝者を温かく迎えて下さいます。

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​仏足石

仏足石とはお釈迦様の足跡が彫られた石で,そこにお釈迦様が立っていらっしゃると念い拝むものです。仏教がインドよりシルクロードを通り,中国を経由して日本に伝来したことに因み,三国伝来の仏足石としてインド,中国,日本の石を使用し建立されました。足跡には仏教を表す独特な模様が描かれています。

正面に立ち、合掌し上品礼をしましょう。そっとお釈迦様の御足があなたの手のひらにお乗りになるのを感じることが出来るでしょう。

​御佛鶏(ごぶっけい)/願王寺クスの森

願王寺では開山以来,境内にて御佛鶏(念佛鶏とも)というニワトリを飼っています。

東大寺大仏殿再建に尽力した重源上人が木材を調達した山口県徳地の滑らの森より時告鶏として都に持ち帰ったと伝わる徳地地鶏や山口県指定天然記念物の黒柏等を飼育してきました。山口きらら博では願王寺よりニワトリとエミューを出品しアニマルランドにて多くの方々に解説を行いました。現在、エミューは蓋井島(下関市)にて飼育されています。

現在、願王寺クスの森に3つの鶏舎があり、御佛鶏が生活をしています。​数回にわたり、秋篠宮殿下がご観覧された鶏です。

​「コッコッコ!南無阿弥陀仏!」と唱えると走ってご挨拶に来ますよ!

※当山の御佛鶏(ニワトリ・ウズラ)は山口県に届け出を行い保健所の指導に正しく従い飼育しています。山口大学及び山口県野鳥センターと協力し、天然記念物や貴重種の保存(人工孵化・育成)も行っております。

※現在、人からニワトリへの伝染感染等予防の為、ふれあい等は中止しております。垣根の外より観覧頂けますので宜しくお願い申し上げます。

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​コッコーの実 不老長寿の妙果実

 山口県祝島に伝わる徐福伝説によると、コッコーとは秦の始皇帝の命により徐福が探し求めた不老長寿の妙果実であるとされています。言い伝えによると、コッコーの話を聞いただけで1年長生きし、コッコーを見ただけで3年長生きし、コッコーを一口食べれば1000年長生きするといわれています。

 願王寺では平成大改築落慶法要の記念植樹にてコッコーの苗を植えました。願王寺クスの森境内北東にコッコーの実エリアを設け、夏期は参拝者に見学して頂けます。

歩兵第七十七連隊慰霊碑

​歩兵第七十七連隊は平壌で結成され、昭和19年(1944)にフィリピンレイテ島オルモックの戦いにて米軍と交戦し、全滅した部隊です。遺族会よりの願いにより、願王寺に慰霊碑が建立されました。毎年遺族会による慰霊法要が営まれて参りましたが、遺族の高齢化により、近年、遺族会は解散致しました。現在は、願王寺の秋彼岸会にて英霊追弔会を併修しており、この時に御供養をしております。

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萬照庵跡(尼寺跡)

萬照庵は願王寺より西に500mの場所に位置していた尼寺です。平成大改築事業の一環で萬照庵跡を整備し、歴代の供養塔と石碑を建立し、公園としました。林家や上田部の檀信徒の方々により清掃が行われています。豊かな上田部の田園風景を見渡すことができ、心の静まる場所です。中央の石碑の前に立ち、各石碑を拝することにより、願王寺、西圓寺、法船庵を遙拝する事ができます。

御廟 ごびょう
大日比三師及び願王寺歴代住職の墓所

右より

①大日比三師(法岸・法洲・法道)の墓

②願王寺開山第一世杜多圓暢上人の墓

③願王寺第二世島田諦善上人・第三世河島諦定上人・第四世綿谷智定上人の墓

④願王寺中興第五世西村圓定上人及び田部西村本家の墓

⑤願王寺歴代発心者及び弟子の墓

​願王寺御廟はどなた様もお参りすることが出来ます。

散歩や運動の途中に寄り、静かに手を合わせましょう。

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