願王寺大晦日除夜の鐘
毎年12月31日(大晦日)23時~24時(22時45分開門・24時15分閉門)
〈願王寺の除夜の鐘について〉
●人間には108個の煩悩があると仏教では説かれており、願王寺では大晦日に除夜の鐘を撞きます。「除夜」とは正しくは「除煩悩夜」といい、一年の煩悩を鐘の音色で打ち払う夜の事です。一年のおわりに毎年、多くの方が参加される伝統行事です。
●願王寺では大切な日本の仏教文化をなるべく多くの方に体験して頂きたいと考えております。願王寺大晦日除夜の鐘は一般の方も予約無しで随時ご参加いただけます。本堂にて御札を授与致します。
●本堂にて今年一年の反省や来年の抱負を紙に書き本尊阿弥陀如来さまの御前に納めます。他人を思いやる「回向」(えこう)の心を大切に、「南無阿弥陀仏」とお念仏を唱え一年のおわりを清浄な空間で過ごして頂きます。
●当日は願王寺資料館(成正館)の夜間特別拝観にて「説法の弥陀」(学問の仏さま)をはじめ多くの仏さまを拝むことができます。ゆっくりと仏さまにお参りし、清き心で新年を迎えられるよう願います。館内の展示もご覧頂けます。
●毎年12月31日(大晦日)23時~24時(22時45分開門・24時15分閉門)
●車でお越しの方は車で境内に入り本堂左側を進むと本堂裏に大駐車場あり。暖かい服装でお越し下さい。
〈当日の流れ〉
①本堂にて本尊阿弥陀如来に参拝し、「南無阿弥陀仏」(なむあみだぶつ)と唱える。
②仏前に今年の煩悩と来年の抱負を書いた紙を供え、御札の授与を受ける。
③山門2階の鐘楼にて除夜の鐘を撞き煩悩を打ち払う。
④資料館特別夜間拝観にて資料館の阿弥陀さまにお参りをする。
〈願王寺からのメッセージ〉
お寺は祖先や縁者、そして自分自身と向きあう事のできる現代では数少ない場所です。他者を思いやる「回向」の心を大切に、本堂で阿弥陀さまにお参りし、お念仏を申しましょう。大晦日には皆様にお寺を身近に感じて頂き、お気軽にお参り頂きたいと思っております。除夜の鐘にて煩悩を打ち払い良いお年をお迎え下さい。